【保存版】カレイ・ヒラメのさばき方とレシピ|五枚おろし・煮付け・刺身まで解説

初心者(船釣り入門)

平たい魚はさばき方が丸い魚と違うので、最初は戸惑う。でも五枚おろしを覚えれば、カレイもヒラメも同じ手順でいける。

この記事では、五枚おろしの手順と、それぞれに向く料理を整理する。

📝 この記事の要点

  • 平たい魚は五枚おろし(上身2枚・下身2枚・中骨)が基本。
  • カレイは煮付けと唐揚げ、ヒラメは刺身と昆布締めが本命。
  • ヒラメは1〜2日寝かせるとうまみが出る。

下処理:ウロコとぬめり

どちらもウロコは細かく、体表にぬめりがある。包丁の背や金属たわしで、尾から頭に向けてこすり落とす。

  • カレイ:ウロコが細かい。包丁の背でこぐか、皮ごと引く方法も
  • ヒラメ:ぬめりが強い。塩でもんで流すと扱いやすい
  • 縁(エンガワ側)のウロコを残しやすいので丁寧に
  • 内臓とエラは早めに除去して血合いを洗う
📌 釣った当日に内臓とエラだけ取って、キッチンペーパーで包んで冷蔵しておくと、翌日のさばきが驚くほど楽になる。平たい魚は特にこの効果が大きい。

五枚おろしの手順

平たい魚は上身2枚・下身2枚・中骨の5パーツに分ける。これが五枚おろしだ。

  1. 頭を落とす(エラの後ろから斜めに)
  2. 内臓を取り、腹を洗う
  3. 体の中央(背骨のライン)に、尾から頭まで包丁で切り込みを入れる
  4. 中央から外(ヒレ側)へ、中骨に沿って包丁を滑らせて身を外す
  5. 同じ手順で反対側も外す
  6. 裏返して下身も同様に2枚
  7. 腹骨をすき取り、血合い骨を抜く
つまずきやすい点 対処
身がボロボロになる 包丁を中骨に当てたまま、押さずに滑らせる
中骨に身が残る 刃を寝かせ、骨の形をなぞる感覚で
皮が引けない 尾側から皮を持ち、包丁を軽く当てて引く
エンガワが取れない ヒレの付け根部分を別に切り出す
💡 エンガワ(ヒレの付け根の身)はヒラメの珍味。身を外したあと、ヒレの縁に沿って細長く切り出せる。コリコリした食感で刺身にすると絶品だ。

基本の三枚おろしは魚のさばき方の基本、刺身の切り方は刺身の引き方も参考に。

カレイのレシピ:煮付け・唐揚げ・刺身

カレイは煮付けが本命。小型は丸ごと唐揚げ、刺身もうまい。

煮付け(定番)

  1. 身に浅く切れ目を入れる(火の通りと味の入りがよくなる)
  2. しょうゆ・酒・みりん・砂糖・水を煮立てる
  3. 皮目を上にして入れ、落とし蓋をして中火
  4. 10〜15分、煮汁をかけながら煮詰める
  5. しょうがや長ねぎを添える

唐揚げ(小型向き)

小型はウロコと内臓だけ取って丸ごと。片栗粉をはたいて二度揚げすると、骨までカリカリになって頭から食べられる。

刺身・昆布締め

大型のマガレイやマコガレイは刺身もうまい。薄造りにして、昆布締めにすると水分が抜けて味が締まる。

サイズ おすすめ料理
手のひら以下 丸ごと唐揚げ
20〜30cm 煮付け・から揚げ
30cm以上 刺身・昆布締め・煮付け
子持ち(冬) 煮付け(卵も一緒に)

ヒラメのレシピ:刺身・寝かせ方・ソテー

ヒラメは刺身が本命。釣りたてよりも1〜2日寝かせるとうまみが乗る。

寝かせ方

  1. 当日に締めて血抜きし、内臓とエラを除去
  2. 水気をしっかり拭き、キッチンペーパーで包む
  3. ラップかポリ袋に入れて冷蔵(チルド室)
  4. ペーパーは毎日交換(水分が臭みのもと)
  5. 1〜2日後に刺身にする

刺身・昆布締め

薄造りにして皿に広げる。ポン酢やもみじおろしでも合う。エンガワは別皿で出すと食感の違いが楽しめる。昆布締めは昆布締めと白身の熟成にまとめている。

ソテー・ムニエル

小さめの個体や、刺身で食べきれない分はバターソテーに。塩こしょうと小麦粉をはたき、皮目から焼く。白ワインとレモンで仕上げると洋風に。

⚠️ 釣った魚を寝かせるときは、必ず当日に血抜きと内臓除去を済ませること。内臓を入れたまま寝かせると、傷みと臭みの原因になる。
🛒 「出刃・刺身包丁」を探す
※Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト・バリューコマースのリンクを含みます
📌 ヒラメもカレイも、締めて血を抜いて冷やすところまでを船上でやれば、家での仕事は半分になる。ここが味の分かれ目だ。

よくある質問(Q&A)

Q. カレイとヒラメのさばき方は同じ?

基本は同じ五枚おろし。上身2枚・下身2枚・中骨に分ける。体の中央に切り込みを入れ、中骨に沿って外へ包丁を滑らせるのがコツだ。

Q. 五枚おろしが難しい

包丁を中骨に当てたまま、押さずに滑らせるのがポイント。最初は身が残っても気にせず、骨の形をなぞる感覚を覚えるとよい。

Q. ヒラメは何日寝かせる?

1〜2日が目安。当日に血抜きと内臓除去を済ませ、水気を拭いてペーパーで包み冷蔵する。ペーパーは毎日交換しよう。

Q. エンガワはどこの部分?

ヒレの付け根の身のこと。身を外したあとヒレの縁に沿って細長く切り出せる。コリコリした食感で刺身にすると美味しい。

Q. カレイは刺身で食べられる?

大型のマガレイやマコガレイなら刺身もうまい。薄造りにするか、昆布締めにすると味が締まる。小型は唐揚げや煮付けが向く。

まとめ

平たい魚は五枚おろしを覚えれば、カレイもヒラメも同じ手順でさばける。コツは包丁を中骨に当てて押さずに滑らせること。料理はカレイなら煮付けと唐揚げ、ヒラメなら刺身と昆布締め。ヒラメは1〜2日寝かせるとうまみが乗る。どちらも当日の血抜きと保冷が味を決めるので、船上の仕事を手抜きしないことが一番の近道だ。


📌 筆者プロフィール
あおたん|釣り歴40年
瀬戸内(しまなみ海道・笠岡諸島・今治沖・松山沖・周防大島周辺)を中心に、遊漁船と仲間の船で実釣。タイラバ・船タコ・バーチカル青物・ティップランを年間を通じて釣行。「再現性のある考え方」を重視した記事を書いています。
タイトルとURLをコピーしました