船釣りを始めると、必ず迷うのが 「PEは何号?リーダーは何号?」 問題。
結論から言うと、瀬戸内の船釣りは 釣り物ごとに“だいたいの正解”が決まっています。
この記事では、しまなみ周辺(今治沖・松山沖・周防大島・笠岡諸島含む)での 遊漁船/仲間の船 両対応の目安を、早見表でまとめます。
※船宿の指定(号数制限、リーダー素材指定、長さ指定)がある場合は必ずそちら優先。
※PEの強度(lb)はメーカーで差があるので、ここでは「目安」として扱ってください。
結論:迷ったらこの“鉄板セット”
まずはこれだけ覚えればOK。
- タイラバ:PE 0.8 + リーダー 4号(フロロ)
- ティップラン(船エギング):PE 0.6 + リーダー 2.5〜3号(フロロ)
- 青物ジギング(ライト〜標準):PE 2.0 + リーダー 10〜12号
- 船タコ:PE 3〜4 + リーダー 12号前後(根ズレ強め)
ここから状況で「上げ下げ」するだけで、かなり失敗が減ります。
早見表:釣り物別のPEとリーダー目安(瀬戸内)
| 釣り物 | PE(号)目安 | リーダー(号)目安 | リーダー長さ目安 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| タイラバ | 0.8〜1.0 | 3〜5号 | 2〜3m | 迷ったら PE0.8+4号 |
| ティップラン(船エギング) | 0.6〜0.8 | 2〜3号 | 2〜3m(長めも) | 感度重視。根が荒ければ上げる |
| 青物ジギング | 1.5〜2.5 | 8〜14号 | 3〜6m | 船の指定があること多め |
| 青物キャスティング(やる場合) | 3〜5 | 14〜30号 | 2〜4m | フック事故注意。船宿ルール最優先 |
| 船タコ | 3〜5 | 10〜16号 | 1〜2m | 根ズレと引き剥がし重視 |
号数の目安(ざっくり換算)
フロロリーダー(目安)
- 2号=約8lb
- 3号=約12lb
- 4号=約16lb
- 5号=約20lb
- 6号=約24lb
- 8号=約30lb
- 10号=約40lb
- 12号=約50lb
PE(目安・メーカー差あり)
- 0.6号=約12lb前後
- 0.8号=約16lb前後
- 1.0号=約20lb前後
- 1.5号=約30lb前後
- 2.0号=約35〜40lb前後
- 3.0号=約50〜60lb前後
- 4.0号=約70〜80lb前後
釣り物別:選び方と“上げ下げ”基準
タイラバ:基本は細めでOK(でも根があるなら上げる)
基本(迷ったら)
- PE:0.8
- リーダー:4号(フロロ)
- 長さ:2〜3m
上げる場面(切られた/根が荒い/大物混じり)
- リーダーを 4→5号
- PEは基本そのまま(0.8〜1.0の範囲)
下げる場面(喰いが渋い/澄み潮で見切られる感じ)
- リーダーを 4→3号
- ただし根ズレが怖い場所は無理に下げない
ティップラン(船エギング):感度優先、根なら一段上げる
基本(迷ったら)
- PE:0.6
- リーダー:2.5〜3号(フロロ)
- 長さ:2〜3m(エギが沈む釣りなのでやや長めでもOK)
上げる場面(根掛かり多い/岩が強い)
- リーダー 3号固定、もしくは状況で 3.5号
- PEを上げるより、まずリーダーを上げる方が扱いやすい
下げる場面(明らかに渋い/超澄み潮)
- リーダー 2号まで下げる人もいるが、初心者はまず 2.5号で様子見推奨
青物ジギング:船の指定が最優先。迷ったら“2号+12号”
青物は船宿ルール(PE◯号まで、リーダー◯号以上など)が多いです。まず確認。
基本(ライト〜標準)
- PE:2.0
- リーダー:10〜12号
- 長さ:3〜6m
上げる場面(大型混じり/根が荒い/ドラグを出し切られる)
- PE 2.0→2.5
- リーダー 12→14号
下げる場面(ライトにやりたい/小型中心)
- PE 1.5
- リーダー 8〜10号
(ただし“切られる”なら戻す)
船タコ:太さは正義(根ズレと引き剥がし)
タコは「根掛かり」「根ズレ」「強引なやり取り」が前提。細いと事故ります。
基本(迷ったら)
- PE:3〜4
- リーダー:12号前後(フロロ or ナイロン)
- 長さ:1〜2m(短めでOK)
上げる場面(根がゴリゴリ/大型狙い)
- PE 4〜5
- リーダー 14〜16号
リーダーの長さの考え方(迷ったらこれ)
- タイラバ:2〜3m
- ティップラン:2〜3m(状況でやや長めも)
- 青物ジギング:3〜6m(擦れ対策)
- タコ:1〜2m(扱いやすさ重視)
結び方(初心者はFGノットでOK)
まずはこれだけ
- PE→リーダー:FGノット(定番)
- 端糸はしっかり焼きコブ/ハーフヒッチで抜け防止
- 仕上げは短く切って、ガイド抜けを良くする
船の上で結び直すと酔いやすいので、前日に組んでおくのが最強。
船酔いが心配な人は、先に「船酔い対策」記事もどうぞ。(内部リンク)
トラブル別:太さを見直すチェックリスト
ラインブレイク(切れる)した
- 切れた場所が リーダー側 → リーダー号数を上げる(+結束を見直す)
- 切れた場所が 結び目 → ノットの締め込み不足、摩擦熱、回数不足
- 切れた場所が PE側 → PEが傷んでいる(毛羽立ち)/ガイド傷/根ズレ
根掛かりが多い
- まずは リーダーを一段太く
- 次に「釣り方(底の取り方)」を見直す
- タコは“外す前提”なので太さをケチらない
喰いが渋い(見切られる)
- リーダーを一段下げる(ただし根が強い場所は無理しない)
- タイラバはネクタイ/カラー/巻き速度の方が効くことも多い
おすすめコスパ最強PEラインとリーダー
よくある質問(Q&A)
Q. まず買うなら何号を揃えればいい?
A. 最初はこの4つがあると困りません。
- PE0.6(ティップラン)
- PE0.8(タイラバ)
- PE2.0(青物ジギング)
- PE3〜4(タコ)
リーダーは 3号 / 4号 / 12号 を持っておくと回せます。
Q. フロロとナイロン、どっち?
A. 基本は フロロが扱いやすいです(根ズレに強め、沈みやすい)。
タコは船や好みでナイロン太めもアリ。
Q. 号数を上げると釣れにくくなる?
A. 場合によります。タイラバやティップランは「渋いとき」に影響が出ることがありますが、まずは 切られない・トラブルらない方が釣果に直結します。最初は太め寄りでOK。
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まとめ:迷ったら“釣り物別の鉄板”でOK
瀬戸内の船釣りは、釣り物ごとに太さの基準がほぼ決まっています。
最初は「鉄板セット」を使って、切れたり根掛かりが多いときだけ一段調整すればOK。
次は、タイラバで一番迷う 「重さの決め方(瀬戸内版)」 を作ります。

