【釣行記】春のしまなみ海道で乗っ込みマダイ大爆釣|30〜40cmが一日中コンスタントに釣れた仲間の船での実釣記録

しまなみ海道での春の乗っ込みタイラバ釣行の釣果|マダイ15枚以上の数釣り タイラバ
仲間との二人での釣果。型より数の春らしい一日だった

春の乗っ込み時期に、仲間の船でしまなみ海道に出た日のことを書いておく。

場所は因島〜大三島の周辺。前日に「明日タイラバ行こうや」と誘われ、朝早くに港集合。風はほぼなく、薄曇りの絶好の釣り日和だった。

結論から書くと、この日はマダイが終日コンスタントに釣れ続けた。型は30〜40cmが中心だが、流すたびに誰かの竿が曲がるという理想的な展開で、夕方には甲板がこんなことに。

しまなみ海道での春の乗っ込みタイラバ釣行の釣果|マダイ15枚以上の数釣り
仲間との二人での釣果。型より数の春らしい一日だった

仲間と二人でこの釣果。型より数の春らしい一日だった。マダイがメインだが、よく見ると根魚(カサゴ系)も混じっている。

当日の釣行データ

時期 春(乗っ込み期)
エリア しまなみ海道・因島〜大三島周辺
仲間の船(プレジャーボート)
釣り物 タイラバ
釣果 マダイ多数(30〜40cm中心)+根魚少々
ヒットパターン 終日コンスタント

当日のタックルセッティング

しまなみ海道でのタイラバ釣行|シマノ電動リールと炎月ロッド・背景にしまなみの橋
出船直後の船上。背景にはしまなみの橋

使用したロッドはダイワの紅牙(タイラバ専用ロッド)、リールはシマノの炎月premium。カウンター付でパワーギア、しまなみのように一日中流す釣りでは巻き上げの楽さが集中力を維持してくれる。仲間の船で気軽に乗っているからこそ使える贅沢な装備だ。

PEは0.8号、リーダーはフロロ3号を2m。瀬戸内タイラバの標準的なセッティングだ。詳しい考え方はPE・リーダー早見表と選び方にまとめている。

当日のメイン仕掛け

タングステンヘッド80g+ジャッカル ビンビンスイッチ・マスター オレンジゴールドのカーリーネクタイ|春のしまなみタイラバ実釣時の仕掛け
この日のメイン仕掛け:タングステン80g+オレンジゴールドのカーリー

この写真がその日のメインで使ったタイラバ。タングステンヘッド80g、ジャッカル「ビンビンスイッチ・マスター」のオレンジゴールド系カーリーネクタイ。

水深30〜40mの場所が多かったので、本来なら60g前後でも底が取れる場所だ。ただ春のしまなみは潮が走ることが多く、80gの方がライン角度が立ちやすかった。重さの判断基準はタイラバの重さの決め方を参考にしてほしい。

持参したネクタイのカラー5色

JACKALL ビンビンスイッチ・マスター スペアネクタイ5色|ゴージャスオレンジ・オレンジゴールド・リバースブラックゴールド・シマシマレッド・ブライトオレンジ
当日持参したネクタイ5色(すべてJACKALL ビンビンスイッチ・マスター)

当日持参したネクタイがこの5色。すべてジャッカル「ビンビンスイッチ・マスター」のスペアで、それぞれに使い分けの意図がある。

  • ゴージャスオレンジ──困った時のお助け色
  • オレンジゴールド──THE定番
  • リバースブラックゴールド──明滅最強・濁り潮向き
  • シマシマレッド──THE王道
  • ブライトオレンジ──時合の爆発力

「色を闇雲に変えるな、形を先に変えろ」という持論はネクタイの色・形ローテーションの記事に書いた通りだが、この日はオレンジゴールドが最も安定して反応を取れた。リバースブラックゴールドも午後の数本に効いた印象がある。

当日のヒットパターン分析

この日の最大の特徴は、ヒット時間帯が偏らなかったこと。朝マズメも昼前も夕方近くも、コンスタントに当たりが出た。

これは春の乗っ込み時期にしまなみで特によくあるパターンだ。産卵を控えたマダイが浅場(30〜40m)にまんべんなく散らばっていて、群れに「当てに行く」というより「群れの中を通す」感覚に近い。

巻き速度はハンドル毎秒1回転弱の標準的なペース。タナは底から3〜5m上を狙うつもりで、底取り→そのまま等速巻きの繰り返し。フッキングは底から1〜3mほど巻き上げたあたりが多かった。

しまなみ海道で釣り上げた春の乗っ込みマダイ|30cmサイズ・オレンジカーリータイラバで仕留めた1枚
口にオレンジカーリーをしっかり咥えた典型的な30cm台のマダイ

これが典型的な30cm台のヒット。オレンジカーリーを口にしっかり咥えた状態で上がってきた。ファイトは数十秒で終わるサイズだが、引き応えは十分。型は控えめでも数が出ると充実感がある。

うまくいったこと・反省点

○ 良かった点

ネクタイをこまめに替えながら「群れの好み」を探ったこと。当日はオレンジゴールドが軸だったが、流すたびに微妙にカラーを変えて反応を見ていた。「これが今の正解」と分かったタイミングで腰を据えて投入できたのが釣果につながった。

仲間と「今のカラー何?」「重さ何?」を共有し続けたこと。乗り合い船と違って仲間の船は情報共有が密で、当たり情報を即座にやり取りできる。これが二人とも釣果を伸ばす要因になった。

△ 反省点

大型の意識が抜けていたこと。30〜40cmが連発する展開に乗ってしまい、サイズアップのための「重さの上下」や「ネクタイのサイズ変更」を試さなかった。乗っ込みは50cm超も出る時期。次回はあえて重さを上げてフォール時間を長くする戦略も試したい。

タナを上げる時間帯を作らなかったこと。マダイは時間帯やプレッシャーでタナが浮くことがある。終日「底から3〜5m」で釣り切ってしまったが、午後にあえて中層を流していたら別の魚が出たかもしれない。

春の乗っ込み・しまなみタイラバのまとめ

春の乗っ込み時期は、しまなみエリアのタイラバが最も「初心者でも釣果を出しやすい」シーズンだと感じている。理由は3つある。

第一に、産卵を控えたマダイが浅場(30〜40m)に集まること。深場を攻める難易度が下がる。

第二に、群れの活性が高いこと。捕食意欲が強く、ある程度雑なアプローチでも反応してくれる。

第三に、瀬戸内特有の干満差がタイラバの「フォール&リフト」のリズムを作ってくれること。流れがある方が魚の活性も上がる。

初めてしまなみでタイラバをやる方には、4月後半〜5月初旬の大潮〜中潮あたりがベストタイミングだと感じている。装備の基本は船釣り初心者ガイドを参考にしてほしい。船酔いが心配な方は船酔い対策まとめもあわせてどうぞ。


📌 筆者プロフィール
あおたん|釣り歴40年
瀬戸内(しまなみ海道・笠岡諸島・今治沖・松山沖・周防大島周辺)を中心に、遊漁船と仲間の船で実釣。タイラバ・船タコ・バーチカル青物・ティップランを年間を通じて釣行。実釣経験ベースの再現性ある情報発信を心がけています。
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