【船釣り用】プライヤーの選び方完全ガイド|素材・サイズ・機能を初心者向けに解説

船釣り用ステンレス製プライヤーのシルエットイラスト|素材・サイズ・機能の選び方 小物(プライヤー等)

船釣りの小道具の中で、最も出番が多いのがプライヤーだ。フックを外す・スプリットリングを開ける・ルアーを交換する・リーダーをカットする。これらを素手でやると怪我や時間ロスにつながる。

しかし「どのプライヤーを選べばいいか」は初心者には分かりにくい。40年で試してきた経験から、失敗しないプライヤー選びをまとめる。

プライヤーの主な用途

用途 重要度 コメント
フック外し(フィッシュグリップと合わせて使う) ★★★ 最も使用頻度が高い
スプリットリング開け ★★★ ルアー交換・リング付け替えに必須
ラインカット(内蔵カッター) ★★☆ リーダーを現場でカットする
クリンプ(スリーブかしめ) ★☆☆ ワイヤーリーダー使用時に必要
オモリの形を整える ★☆☆ 板オモリを加工する時など

素材の選び方

素材 錆びにくさ 強度 価格帯 おすすめ度
ステンレス鋼 1,500〜5,000円 ◎(最もおすすめ)
アルミ合金 2,000〜8,000円 ○(軽さ重視)
カーボンコーティング 3,000〜10,000円 ○(高耐久)
一般鉄(メッキ) × 500〜1,500円 ×(海釣りには不向き)

海釣りではステンレス鋼が最低条件。鉄製は海水で即錆びて、数回の使用で動きが悪くなる。アルミ合金は軽量だが硬い作業(スプリットリング開け)で曲がることがある。

⚠️ 100円ショップや安価な工具系プライヤーは材質が弱く、海水による錆で1〜2シーズンで使えなくなることが多い。釣り専用品を選ぶことをすすめる。

サイズの選び方

サイズ 向いている釣り 特徴
15〜18cm(小型) タイラバ・ティップラン・ライトゲーム 軽量・細かい作業向き・フック外しがやりやすい
18〜22cm(中型) 船釣り全般 最もバランスが良い・汎用性◎
22cm以上(大型) 青物・タコ・大型魚 力が必要な作業向き・細かい作業には不向き

船釣り全般には18〜20cm程度の中型ステンレスプライヤーが最もバランスが良い。タイラバ・タコ・青物どれにも対応できる。

📌 40年の経験から:私が10年以上使い続けているのはゴールデンミーンのGMプライヤー。ステンレス製・スプリットリングオープナー付き・バネが強くて疲れにくい。値段は2,500円程度だが全く錆びない。

必須機能:スプリットリングオープナー

プライヤーの先端にある「スプリットリングオープナー(ツメ状の突起)」はタイラバやジグのフック交換に必須の機能。これがないプライヤーは爪や別の道具でリングを開ける必要があり非常に不便。購入時に必ず確認する。

メンテナンス方法

  • 釣行後は必ず真水で洗う(ジョイント部分まで)
  • 乾燥後にジョイント部分にオイルを1滴差す
  • カッター部分は専用の刃研ぎで定期的に砥ぐ
  • ケースや袋に入れてタックルボックスで保管する

よくある質問(Q&A)

Q. プライヤーとフィッシュグリップ、どちらを先に買うべき?

フィッシュグリップ(魚を安全につかむ道具)と組み合わせて使うのが基本なので、両方同時に揃えるのが理想だ。どちらか一方なら、フック外しの場面で最も役立つプライヤーを先に購入することをすすめる。

Q. プライヤーのバネが弱くなった。直せる?

バネ交換パーツを販売しているメーカーもある(がまかつ・ゴールデンミーンなど)。パーツが手に入れば自分で交換できる。手に入らない場合は買い替えが現実的だ。バネが弱いプライヤーは片手操作が困難になり、作業効率と安全性が下がる。

Q. プライヤーをなくしやすい。対策は?

ロープ付きのプライヤーホルスター(腰ベルトに装着するケース)を使うのが最も確実。海に落とすと当然回収不可能なため、ストラップでつないでおくことが重要。ホルスターはシマノ・ダイワ・第一精工などから500〜1,500円程度で販売されている。


📌 筆者プロフィール
あおたん|釣り歴40年
瀬戸内(しまなみ海道・笠岡諸島・今治沖・松山沖・周防大島周辺)を中心に、遊漁船と仲間の船で実釣。タイラバ・船タコ・バーチカル青物・ティップランを年間を通じて釣行。「再現性のある考え方」を重視した記事を書いています。
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