【船釣り用】フィッシュグリップ(フィッシュホルダー)の選び方|サイズ・素材・ロック機能を比較

フィッシュグリップと魚のシルエットのイラスト|船釣りで魚を安全につかむ道具の選び方 小物(プライヤー等)

フィッシュグリップは「魚を安全につかむ」ための道具だ。素手で魚を持とうとすると、鋭いヒレや歯で手を怪我することがある。特にサワラ・タチウオなどは触れるだけで切れる歯を持つため、フィッシュグリップは安全のために必須だ。

フィッシュグリップを使う主な場面

  • 魚が暴れてフックが外れない時(プライヤーとの併用)
  • サワラ・タチウオ・サゴシなど歯の鋭い魚の取り込み
  • タコ・フグなど素手でつかむと危険な生き物の取り扱い
  • 魚の写真撮影時(安定して持てる)
  • リリース前の計測(計量機能付きタイプ)

フィッシュグリップの種類と比較

タイプ 特徴 向いている釣り
トリガータイプ 引き金を引くと挟む・片手操作 最もポピュラー・船釣り全般
スライドタイプ スライドして固定・シンプルな構造 コンパクト・ライトゲーム向き
計量機能付き グリップ+デジタル計量が一体 釣果記録をつけたい人向き

船釣りにはトリガータイプ・ロック機能付きが最も使いやすい。ロック機能があると魚を掴んだまま手を放しても安全で、写真撮影・フック外しが両手でできる。

サイズの選び方

サイズ(グリップ径) 対応魚のサイズ 用途
小型(〜35cm) アジ・メバル・小型タイ ライトゲーム・小型魚専用
中型(〜55cm) タイラバのマダイ・ハマチ 船釣り全般の標準サイズ
大型(60cm以上) ブリ・サワラ・大型魚 青物・サワラ専用
📌 40年の経験から:1本持つなら中型(55cm対応)を選ぶのがベスト。タイラバで釣れるマダイの大半は30〜60cmの範囲に入るため、このサイズがあれば瀬戸内の大半の釣り物に対応できる。

素材の選び方

素材 錆びにくさ 強度 重量 価格
アルミ合金 軽い 2,000〜6,000円
ステンレス やや重い 2,500〜8,000円
プラスチック(ABS) 最軽量 500〜2,000円

アルミ合金が錆びにくさと強度のバランスが最も良い。プラスチック製は安価だが大型魚のパワーで破損することがある。

よくある質問(Q&A)

Q. 計量機能付きは必要?

釣果の記録をつける趣味がある人には便利だが、なくても問題ない。計量機能付きは本体が重くなりがちで、精度も専用デジタル計量器より低いことが多い。まずシンプルなものから始めて、必要を感じたら計量機能付きに買い替えるのが合理的だ。

Q. 魚に傷がつく?リリース前提の釣りには不向き?

グリップの挟む部分が歯状になっているタイプは魚の口に傷がつきやすい。リリース前提の釣りには歯がなく滑らかな「魚に優しいタイプ」を選ぶと良い。最近は「ラバーコーティング」のグリップも増えている。

Q. メンテナンスは?

釣行後は真水で洗いよく乾燥させる。スプリング部分にサビが来やすいため、オイルを月1回差す。グリップの挟む部分にうろこや血がたまりやすいため、ブラシで洗い流す習慣をつけること。


📌 筆者プロフィール
あおたん|釣り歴40年
瀬戸内(しまなみ海道・笠岡諸島・今治沖・松山沖・周防大島周辺)を中心に、遊漁船と仲間の船で実釣。タイラバ・船タコ・バーチカル青物・ティップランを年間を通じて釣行。「再現性のある考え方」を重視した記事を書いています。
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