瀬戸内の船タコを始める時、ロッドやタコエギと同じくらい大事なのが リール選び です。
船タコは見た目よりかなり力のいる釣りで、
- タコエギ2個+オモリ1個を底で操作する
- 底を感じながら小さく誘う
- タコが乗ったら底から引きはがす
- 抵抗の大きいタコを一定に巻き上げる
という動作を繰り返します。
そのため、軽さだけで選ぶと使いにくく、逆に大きすぎても疲れやすくなります。
ただ、初心者のうちは難しく考えすぎなくて大丈夫です。
最初は 「ベイトかどうか」「番手」「ギア比」 の3つを押さえれば十分スタートできます。
この記事では、瀬戸内の船タコを前提に、初心者向けに
1. 最初の1台で失敗しにくい基準
2. 番手の考え方
3. ギア比の考え方
4. PEラインとの相性
5. よくある失敗
をわかりやすくまとめます。
結論:初心者はまず「ベイトの150〜200番前後・パワー寄り」が基本
瀬戸内の船タコを始める初心者が、最初に押さえるならこのあたりが基本です。
- タイプ:ベイトリール
- 番手:150〜200番前後
- ギア比:ローギア〜パワー寄り
- PEライン:2号を基準
- 糸巻量:PE2号を150〜200m前後巻けるもの
船タコ用リールの選び方として、PE2号を200m程度巻けること が推奨です。シマノなら 200〜300番、ダイワなら 150〜300番 が目安としています。さらに、巻き上げ速度よりトルク重視で ローギア(PG/P)がおすすめ です。
船タコリールはなぜベイトが基本なの?
結論から言うと、船タコは ベイトリールが基本 です。
理由は、
- 真下に落として底を取る釣りと相性が良い
- オモリと仕掛けを落とし直しやすい
- 底の感覚が分かりやすい
- タコが乗った後の巻き上げで力を入れやすい
からです。
スピニングでもできないわけではありませんが、船タコでは 底での操作と巻き上げのパワー が重要なので、最初はベイトを選ぶ方が自然です。船タコ向けの解説でも、基本前提はベイトリールになっています。
番手はどれくらいがいい?
150番が向く人
- なるべく軽さも欲しい
- 瀬戸内の標準的な船タコで始めたい
- 最初の1台を扱いやすくしたい
ダイワのバサラやフネXTを見ると、150クラスでも十分なサイズ感があり、タフな巻き上げに対応する設計がされています。150・200クラスは大型ノブ採用で、巻き上げ重視の構成です。
200番が向く人
- もう少し安心感が欲しい
- PE2号を余裕を持って巻きたい
- 今後ほかの船釣りにも流用したい
シマノなら 200〜300番 が目安とされていて、200番前後はかなり使いやすい基準帯です。
初心者の結論
瀬戸内の船タコで最初の1台なら、
ダイワなら150〜200番、シマノなら200番前後
で考えると分かりやすいです。
ギア比はローギア?ハイギア?
船タコはパワー重視が基本
船タコでは、青物のように高速回収が必要な釣りではありません。
むしろ、
- タコが乗った後に一定に巻き上げる
- 底に張り付くタコを剥がす
- 重い仕掛けを安定して動かす
という場面が多いので、巻き上げトルク がかなり大事です。
船タコは ローギア(PG / P)がおすすめ とされ、「ハイギアでも釣りはできるが、これといったメリットはなく、想像以上に巻き上げトルクが必要」とされています。釣り速報の明石船タコ向けリール紹介でも、5.3:1のローギア が「巻き上げ速度より、巻き上げパワーが重視される船タコに最適」とされています。
ハイギアはどうなの?
ハイギアでも使えますが、船タコでは優先度は低いです。
青物やサワラのように「速く巻くこと」が武器になる釣りではないからです。
初心者の結論
最初の1台は、
ローギア〜パワー寄り
で考えるのが一番失敗しにくいです。
ハンドルやノブは大事?
かなり大事です。
船タコでは、タコが乗ったあとに
- 一定に巻く
- 力を入れて引きはがす
- 滑らずしっかり握る
ことが必要なので、ロングハンドル や 大型EVAノブ は相性が良いです。
ダイワのフネXT は 60mmロングハンドルアーム+大型EVAノブ を特徴にしていて、滑りにくくパワフルな巻き上げを打ち出しています。釣り速報の記事でも、船タコ用リールとして 75mmのパワークランクハンドル+大型EVAラウンドノブ が初心者にも使いやすいと紹介されています。
PEラインは何号を基準にする?
船タコでは、一般的に PE2号 が基準としてかなり分かりやすいです。
船タコリール選びの目安として PE2号を200m程度巻けること を推奨します。
なぜPE2号が分かりやすいのか
- 細すぎず太すぎない
- 底取りと強度のバランスが取りやすい
- 初心者でも扱いやすい
最初の1セットは、まず PE2号 を軸に考えればOKです。
カウンター付きは必要?
結論から言うと、必須ではありません。
船タコはタナを細かく追う釣りというより、
底を取り続けて、底で見せて誘う釣り です。
そのため、最初の1台は
- 巻き上げパワー
- 握りやすさ
- 糸巻量
- ギア比
を優先した方が分かりやすいです。
もちろん、ほかの船釣りと兼用するならカウンター付きも便利ですが、船タコ専用としては優先度は高くありません。
初心者が最初に選ぶならこんなリール
まず失敗しにくい1台
- ベイト
- 150〜200番前後
- ローギア〜パワー寄り
- PE2号を150〜200m前後巻ける
- ロングハンドル or 大型ノブだとさらに扱いやすい
これが最もバランスが良いです。
軽さを重視したい人
- 150番前後
- ローギア寄り
- PE2号対応
安心感を重視したい人
- 200番前後
- パワー寄り
- 糸巻量と剛性に余裕があるもの
よくある失敗
1. 小さすぎるリールを選ぶ
軽さは魅力ですが、糸巻量や巻き上げトルクに不安が出やすいです。
船タコでは PE2号をしっかり巻けること が基準になります。
2. ハイギアを選ぶ
回収が速くても、船タコではパワー不足を感じやすいことがあります。
最初は ローギア寄り の方が失敗しにくいです。
3. 糸巻量を見ない
番手だけ見て買うと、実際には PE2号が十分に入らず不安が残ることがあります。
ダイワのフネXT でも PE3号-150m の糸巻量が明示されていて、ラインキャパ確認の大切さが分かります。
4. ノブの握りやすさを軽視する
船タコは想像以上に「巻く力」が必要なので、ノブの握りやすさはかなり重要です。
初心者が最初に揃えるリールの基準まとめ
迷ったらこの条件を目安にすればOKです。
- ベイト
- 150〜200番前後
- ローギア〜パワー寄り
- PE2号を150〜200m前後巻ける
- ロングハンドル or 大型ノブだとさらに使いやすい
これなら、瀬戸内の船タコをかなり素直に始められます。
初心者におすすめコスパ最強タコリール
関連記事
まとめ
瀬戸内の船タコを始める初心者には、
ベイトの150〜200番前後・ローギア〜パワー寄り・PE2号対応 のリールが最も失敗しにくいです。
最初の1台は、
「とにかく軽いリール」ではなく、
底を感じながら操作できて、乗ったタコをしっかり巻き上げられるリール を選ぶのが正解です。
そして迷った時は、
ベイトかどうか → 番手 → ギア比 → 糸巻量
の順で見ると整理しやすいです。
船タコ向けの現行情報でも、この順で考えるとかなり選びやすくなります。

