瀬戸内海で船から青物を狙う釣りの中で、定番なのが バーチカルジギング です。
主なターゲットは ブリ・ハマチ・ヤズ で、船から真下に近い形でジグを落として誘うのが基本になります。
ただ、初心者からすると
- どうやってしゃくればいいのか分からない
- 当たりがどんな感じか分からない
- ただ巻きじゃダメなのか
- 何mまでしゃくればいいのか分からない
と感じやすいと思います。
でも実際は、最初から難しいことをする必要はありません。
まずは 「底を取る → しゃくる → フォールさせる → また落とす」 の流れができれば十分です。
この記事では、瀬戸内のバーチカル青物を前提に、初心者向けに
1. 基本の流れ
2. ジグの動かし方
3. 当たりの取り方
4. 掛けた後のやり取り
5. 釣れない時の見直し方
をわかりやすくまとめます。
結論:初心者はまず「底取り→ワンピッチ→フォール」だけ覚えればOK
瀬戸内のバーチカル青物で、初心者がまず意識するのはこの3つです。
- 底をきちんと取る
- ワンピッチでしゃくる
- しゃくった後のフォールも意識する
最初から複雑なアクションを入れる必要はありません。
まずは 丁寧に底を取って、一定のリズムでしゃくる だけで釣りになります。
バーチカル青物とはどんな釣りか
バーチカル青物は、船からほぼ真下にジグを落として、青物を狙う釣りです。
キャスティングと違って、遠くに投げるのではなく
- ジグを落とす
- 底を取る
- しゃくり上げる
- フォールさせる
- また落とす
という流れを繰り返します。
瀬戸内海では、ハマチ・ヤズクラスを中心に、タイミング次第でブリクラスも狙えるのが魅力です。
まずは基本の流れを覚える
初心者はまず、この流れだけ覚えればOKです。
1. ジグを落とす
クラッチを切って、ジグを落とします。
この時、ラインが出すぎてふけすぎないように軽く意識すると扱いやすいです。
2. 底を取る
ジグが底に着いたら、すぐに糸ふけを取ります。
ここがかなり重要です。
底が取れていないと
- どこを引いているのか分からない
- しゃくりのスタート位置がズレる
- 根掛かりしやすい
- 釣りが雑になる
ので、まずは 毎回きちんと底を取ること を優先します。
3. しゃくる
底を取ったら、ロッドを動かしてジグを上に跳ね上げます。
初心者はまず ワンピッチジャーク から始めるのが分かりやすいです。
4. フォールさせる
しゃくった後は、ジグを少し落とします。
青物はこのフォールで食うこともあるので、ただ上げるだけでなく 落ちる瞬間も意識 すると反応が出やすくなります。
5. 一定レンジまで探ったら落とし直す
船長の指示がある場合はそのレンジまで。
特に指示がない時は、まず 底から10〜20m前後 を丁寧に探るところから始めると分かりやすいです。
ワンピッチジャークとは?
初心者が最初に覚えるなら、まずはこれです。
基本の動き
- リールを1回転巻く
- それに合わせてロッドを1回しゃくる
これを一定のリズムで続けます。
言葉にすると難しそうですが、やること自体はシンプルです。
「巻いて、しゃくる」 を繰り返すだけです。
ポイント
- 強くやりすぎない
- リズムを一定にする
- 最初は大きくしゃくりすぎない
最初は派手に動かそうとするより、
一定のテンポで続けること の方が大事です。
どのくらいの強さでしゃくればいい?
初心者がやりがちなのが、思いきりしゃくりすぎることです。
でも瀬戸内のバーチカル青物では、必ずしも大きく激しく動かせば釣れるわけではありません。
基本
- まずは 中くらいの強さ
- 一定のテンポ
- ジグが何をしているか分かる範囲
これで十分です。
強すぎるとどうなる?
- すぐ疲れる
- リズムが崩れる
- ジグが暴れすぎる
- 当たりが取りにくくなる
最初は “やや控えめ”くらい から始めた方が、結果的に釣りが安定しやすいです。
フォールは意識した方がいい?
結論から言うと、かなり大事 です。
青物はしゃくり上げた直後だけでなく、
ジグが落ちる瞬間 に食ってくることがあります。
フォールで意識すること
- しゃくった後に、落ちる間を少し作る
- 落ちすぎて底を見失わない
- フォール中の違和感を感じる
最初は細かく考えすぎず、
しゃくった後に“少し落とす”意識 を持つだけでもOKです。
どこまでしゃくればいい?
ここも初心者が迷いやすいです。
基本
まずは 底から10〜20m前後 を探るイメージでOKです。
瀬戸内のバーチカル青物では、船長から
- 底から○mまで
- 反応は中層
- 底からすぐ上
のように指示が出ることも多いです。
一番大事なこと
船長の指示レンジを優先すること です。
初心者のうちは、自分で全部判断しようとするより、
まずは指示通りのレンジをしっかり通すことが釣果につながります。
当たりはどんな感じ?
青物の当たりは、タイラバみたいな小さいコツコツではなく、比較的はっきり出ることが多いです。
よくあるのはこんな感じです。
- ドンと重くなる
- ガツンと止まる
- しゃくった瞬間にひったくられる
- フォール中に違和感が出る
最初は「これが当たりかな?」と思うことも多いですが、
違和感があったらしっかり反応する ことが大事です。
当たりが出たらどうする?
タイラバと違って、青物ジギングでは 掛けにいく意識 が必要です。
基本
- 当たりが出たら、しっかりフッキングする
- ただし大振りしすぎない
- 掛かったらテンションを抜かない
タイラバのように「巻き続けるだけ」ではなく、
青物は しっかり掛ける動作 が必要になることが多いです。
掛けた後のやり取り
青物は掛けた後が本番です。
基本
- 焦って無理に巻かない
- テンションを抜かない
- ドラグを活かす
- 魚が走っている時は無理しない
- 止まったら巻く
初心者がやりがちなミス
- 焦ってゴリ巻きする
- 逆に止めすぎる
- テンションを抜いてしまう
青物はパワーがあるので、
“魚が走る時は耐える、止まったら巻く” の意識が大事です。
釣れない時の見直し方
釣れない時は、闇雲に全部変えるより、順番に見直した方が整理しやすいです。
1. 底が取れているか
まずはここです。
底が取れていないなら、重さやライン角度を見直した方が早いです。
2. しゃくりが強すぎないか
初心者は強く動かしすぎることが多いです。
反応がない時は、少し弱くしてテンポを整える方がいいことがあります。
3. レンジが合っているか
底だけしか探っていない、または上だけしか探っていないと外すことがあります。
船長の指示を優先しつつ、探る幅を見直します。
4. フォールを雑にしていないか
しゃくることばかり意識すると、フォール中の当たりを逃しやすいです。
5. ジグの重さや形が合っているか
しゃくり方の前に、ジグそのものが合っていない場合もあります。
ルアー記事と合わせて見直すと整理しやすいです。
よくある失敗
1. しゃくりすぎる
頑張って強く動かしすぎると、疲れるしリズムも崩れます。
最初は一定のテンポ重視で十分です。
2. 底取りが雑
ここがズレると、全部の釣りが雑になります。
毎回きちんと底を取るだけでかなり変わります。
3. 船長の指示を無視して自分流でやる
青物は群れの位置や反応レンジが大事です。
初心者ほど、まずは指示通りにやる方が釣りやすいです。
4. 当たりで慌てる
焦って大きく合わせすぎたり、逆に止まってしまったりするとミスしやすいです。
初心者が最初に意識することまとめ
迷ったら、この3つだけでOKです。
- 毎回しっかり底を取る
- ワンピッチで一定にしゃくる
- 当たりが出たらしっかり掛けて、テンションを抜かない
これができるだけで、バーチカル青物の基本はかなり形になります。
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まとめ
瀬戸内海でブリ・ハマチ・ヤズを狙うバーチカル青物の初心者は、
まず 「底取り → ワンピッチジャーク → フォール」 の基本を覚えるのが最優先です。
最初から難しいテクニックを詰め込む必要はなく、
丁寧に底を取って、一定のリズムでしゃくる だけで十分釣りになります。
そして迷った時は、
しゃくり方より先に、底取りとレンジが合っているかを見直す。
これを意識するだけで、かなり釣りが整理しやすくなります。

