PEとリーダーを結ぶFGノットは、船釣りで最も信頼される結束だ。細くて強く、ガイド抜けもよい。
「難しそう」と敬遠されがちだが、手順とコツを押さえれば初心者でも安定して組める。この記事で要点を整理する。
- FGノットはPEにリーダーを編み込む摩擦系ノット。細く強く、飛距離・ガイド抜けに優れる。
- コツはPEをしっかり張って交互に編み込む→ハーフヒッチで固定→焼きコブ。
- すっぽ抜けの多くは編み込み本数不足・テンション不足・端糸処理の甘さが原因。
FGノットとは?なぜ船釣りで強いのか
FGノットは、張ったPEラインに対してリーダーを交互に編み込み、摩擦で締結するノット。結びコブが小さく、強度・細さ・ガイド抜けのバランスが最良とされる。青物やタイラバ、太刀魚など瀬戸内の船釣り全般で通用する。
基本の手順(言葉で追う)
道具や向きは人により様々だが、要点は共通だ。
- PEをピンと張った状態にする(口・膝・専用ツールなどで固定)。
- リーダーを上→下、下→上と交互にPEへ編み込む(左右で1回、これを15〜20回ほど)。
- 編み終えたらPE本線とリーダーで軽くハーフヒッチして仮止め。
- ゆっくり本締め(濡らして締めると摩擦焼けを防げる)。
- PE端糸でハーフヒッチを数回して固定、リーダー端は根元でカット。
- リーダー端をライターで軽く焼いて小さなコブを作り、すっぽ抜けを防止(PE本線を焼かない)。
強く組むコツ・失敗しないポイント
強度を出す鍵は3つ。①PEを最後まで緩めない ②編み込みを均一に詰める ③本締めは濡らしてゆっくり。
| よくある失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| すっぽ抜ける | 編み込み本数不足・テンション不足 | 15〜20回・PEを張り続ける |
| 結束部から切れる | 本締めで摩擦焼け | 必ず濡らして締める |
| コブが引っかかる | 端糸処理が甘い | ハーフヒッチ+焼きコブで小さく |
電車結びとの使い分け
船上でどうしても組めない・時間がないときは電車結びでもよい。強度はFGに劣るが簡単で速い。まずは電車結びで釣りを成立させ、家でFGを練習して移行するのが現実的だ。
すっぽ抜けの原因を深掘り
FGノットのすっぽ抜けは、ほとんどが編み込み本数の不足とテンション不足が原因だ。PEを最後まで張り続け、編み込みを均一に詰めること。仕上げのハーフヒッチと焼きコブを省くと、そこから緩んで抜けやすくなる。
| 症状 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| すっぽ抜ける | 編み込み不足・テンション不足 | 15〜20回・PEを張り続ける |
| 結束から切れる | 本締めで摩擦焼け | 必ず濡らして締める |
| コブが引っかかる | 端糸処理が甘い | ハーフヒッチ+焼きコブで小さく |
電車結びとの使い分け
船上で組めない・時間がない時は電車結びでもよい。強度はFGに劣るが簡単で速い。まず電車結びで釣りを成立させ、家でFGを練習して移行するのが現実的だ。あらかじめ結束済みリーダーを用意しておくと当日安心できる。
上達のための練習のコツ
- 太めのPE・リーダーで練習すると編み目が見えて覚えやすい
- PEを固定する道具(口・膝・専用ツール)で張りを保つ
- 本締めは濡らしてゆっくり
- 結んだ後は軽く引いて強度を確認する
よくある質問(Q&A)
Q. 編み込みは何回すればいい?
片側15〜20回(上下交互で)を目安に。細いPEほど回数を多めにすると安定する。
Q. すっぽ抜けが直らない。
PEのテンション不足が最大の原因。張りを最後までキープし、本数を増やす。端のハーフヒッチと焼きコブも省かないこと。
Q. 船の上で結び直す時間がないときは?
あらかじめ家でリーダーを結んだ替えスプールや、結束済みリーダーを用意しておくと安心。当日は電車結びで急場をしのぐ手もある。
Q. 編み込みは何回すればいい?
片側15〜20回が目安。細いPEほど多めにすると安定する。
Q. すっぽ抜けが直らない
PEのテンション不足が最大の原因。張りを保ち本数を増やし、端の処理と焼きコブを省かない。
Q. 船上で時間がない時は?
結束済みリーダーや替えスプールを用意。急ぎは電車結びで成立させる手もある。
まとめ
FGノットはPEを張る・均一に編む・濡らして締めるの3点で強く組める。すっぽ抜けは本数とテンション不足が原因。まずは太糸で練習し、船上では電車結びと使い分ければ、初心者でも実戦投入できる。
あおたん|釣り歴40年
瀬戸内(しまなみ海道・笠岡諸島・今治沖・松山沖・周防大島周辺)を中心に、遊漁船と仲間の船で実釣。タイラバ・船タコ・バーチカル青物・ティップランを年間を通じて釣行。「再現性のある考え方」を重視した記事を書いています。

